商社マン 転職・再就職

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 転職、再就職、に関するアンケート調査結果      2010年3月24日




昨年12月から本年2月までの3ヶ月間に実施しました商社マンを対象としたアンケート
調査の結果を以下のように纏めましたのでご報告いたします。

アンケート調査にご協力頂いた皆様に感謝するとともにこの結果を踏まえた
新しい再就職支援サービスの提供に向けて具体的なステップを踏んでいきたいと
考えておりますので引き続きご協力をお願いします。



アンケート調査全体を通じての総評:

今回のアンケート調査ではシニアの商社マンの転職・再就職に対する意識の低さが
顕著に出た結果となりました。安定した雇用環境の中で長年過ごしてきた結果と思
われますが、新たな環境への対応に戸惑いがあるものとも感じられます。 

又、具体的な行動を取るような積極的な姿勢は見られず、自分のことと捕らえていない
受け身的な対応も見受けられました。概して模様眺めとの印象です。 世の中の状況が
日々変化し、就職戦線が厳しくなる中、シニア層としても自己防衛の為にも関連情報を
積極的に入手し、適宜具体的な準備、行動を取る必要があるように思われます。


<商社マン・エグゼクティブクラブ運営事務局>






以下、アンケート調査結果詳細:

 T.全体 :  有効回答数171


 T<回答者情報>

 

1)性別: 

  ○男性  91% 
  女性  9%


       
2)年齢:

   ○45歳未満  7%
   ○45−49歳  9%
   ○50−54歳  11%
   ○55−59歳  68%
   ○60歳以上  5%

                    
             

3)職種:

   ○営業・コンサル  51%
   ○販売・サービス  5%
   ○マーケティング・購買  2%
   ○経理・財務  0%
   ○人事・総務・法務  19%
   ○経営企画・経営幹部  7%
   ○その他  16%


  
 
 U<質問事項>

 

1)会社の事情、家庭の事情等で転職・再就職・起業独立する選択肢が今後2−3年の
間にある。(例:定年、リストラ、人事システムの変更、子女教育、親の介護、健康)


   ○ はい  56%
   ○ いいえ  42%
   ○ 無回答  2%


コメント: 転職・再就職の機会が半数以上に上ったのは定年を控えた55―59歳
      の年齢層が70%余りを占めていることに起因していると思われる。


2)転職・再就職を現実的な選択肢として検討している。


   ○ はい  40%
   ○ いいえ  58%
   ○ 無回答  2%
  

コメント:前問に比べると検討をしている割合が少ない部分が気になるところ。 


3)転職・再就職希望時期がはっきりしている。(例:1年以内)


   ○ はい  23%
   ○ いいえ  75%
   ○ 無回答  2%
  

コメント: スケジュールまで落とし込んだ検討はなされていないとみられる。

4)現在の職場を離れても転職・再就職市場で対応できる資格・能力を現在持って
いると思う。



   ○ はい  47%
   ○ いいえ  51%
   ○ 無回答  2%

コメント: 自分の資格・能力に対して自信と不安が拮抗している模様。


5)今後、転職・再就職市場で対応できる資格・能力を持とうと具体的に検討、行動
  している。(例: 通信教育、セミナー参加)


   ○ はい  39%
   ○ いいえ  61%
   ○ 無回答  0%
  

コメント: どうも具体的な行動が伴っていないようで危機感が観念的な域を出て
      いないように思われる。 それほど切羽詰まったものではないとのとらえ方か?

6)転職・再就職する場合に希望する具体的な条件がある。(例:職種、会社の規模感、勤務地)

   ○ はい  53%
   ○ いいえ  44%
   ○ 無回答  3%
  

コメント:自分の希望条件についてもやや曖昧な部分が残り、検討が徹底していないよう
に思われる


7)現在の年収と比較して転職・再就職する先での年収が下がるのは困る。

   ○ はい  28%
   ○ いいえ  70%
   ○ 無回答  2%


コメント: 再就職をすることで年収が下がることを容認する姿勢は現下の不況を考えて
現実的な給与水準と現状の高水準の給与レベルのギャップを認識しての判断と思われる。


8)人材紹介会社に登録した、又は、応募した経験がある。

   ○ はい  18%
   ○ いいえ  82%
   ○ 無回答  0%


コメント: 上記設問6)と関連するが、具体的な転職行動に移っていないと思われる。




 U.対象をシニア層に絞り込んだ場合(55-59歳 男性) : 有効回答数117


 T<回答者情報>


1)性別: 

  ○男性  100% 

2)年齢: 

   ○55−59歳  100%


3)職種: 

   ○営業・コンサル  54%
   ○販売・サービス  5%
   ○マーケティング・購買  0%
   ○経理・財務  0%
   ○人事・総務・法務  13%
   ○経営企画・経営幹部  8%
   ○その他  20%


 U<質問事項>



1)会社の事情、家庭の事情等で転職・再就職・起業独立する選択肢が今後2−3年の
間にある。(例:定年、リストラ、人事システムの変更、子女教育、親の介護、健康)


   ○ はい  62%
   ○ いいえ  36%
   ○ 無回答  2%


コメント: 全体に比べ対象層が定年を控えた年齢層であったことからより転職・
再就職の機会の割合が増えていると思われる。

2)転職・再就職を現実的な選択肢として検討している。

   ○ はい  41%
   ○ いいえ  59%
   ○ 無回答  0%


コメント:全体とほぼ同じ傾向が見られ、この年代特有の傾向はない。 

3)転職・再就職希望時期がはっきりしている。(例:1年以内)

   ○ はい  18%
   ○ いいえ  82%
   ○ 無回答  0%


コメント:全体以上にスケジュールまで落とし込んだ検討はなされていないと
      みられる。 はっきりした意志が感じられない。

4)現在の職場を離れても転職・再就職市場で対応できる資格・能力を現在持って
  いると思う。


   ○ はい  46%
   ○ いいえ  51%
   ○ 無回答  3%


コメント: 自分の資格・能力に対して自信と不安が拮抗している模様。

5)今後、転職・再就職市場で対応できる資格・能力を持とうと具体的に検討、行動
  している。(例: 通信教育、セミナー参加)


   ○ はい  31%
   ○ いいえ  69%
   ○ 無回答  0%


コメント: 全体に比べて具体的な行動を取っている割合がやや少ない。若手以上に危機感
が希薄と見られる。 

6)転職・再就職する場合に希望する具体的な条件がある。 (例:職種、会社の規模感、勤務地)

   ○ はい  54%
   ○ いいえ  46%
   ○ 無回答  0%


コメント:全体とほぼ同様な傾向。自分の希望条件についてもやや曖昧な部分が残り、検討
が徹底していないように思われる

7)現在の年収と比較して転職・再就職する先での年収が下がるのは困る。

   ○ はい  15%
   ○ いいえ  82%
   ○ 無回答  3%


コメント:全体に比べると再就職をすることで年収が下がることを容認する姿勢は顕著。 現実的
な判断の現れと思われる。

8)人材紹介会社に登録した、又は、応募した経験がある。

   ○ はい  5%
   ○ いいえ  95%
   ○ 無回答  95%


コメント:人材紹介会社への登録、応募が極端に低く、具体的な転職・再就職の行動に
まで気持ちが向いていないと思われる。 転職活動に不慣れが原因か?


以上



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